本番に弱いまま、頑張り屋さんが結果を出すための考え方

努力が報われない

 

いざ、本番になったら緊張して力が発揮できない。
僕は昔、そんなアスリートでした。

 

『努力は裏切らない』
そんな言葉に裏切られてずっともがいてきた人生でした。

 

勝てる力はあるのに、本番に弱くて勝てない。
一生懸命やってきたのに、力が発揮できない。

 

僕にとっての、永遠のテーマでした。

 

スポーツなら狙った試合の当日。勝負の瞬間。
仕事なら大切なプレゼン。社運をかけたプロジェクト。
人間関係なら、大切なあの人に想いを伝える瞬間。

 

人生には結果を出さなければいけないタイミングが必ずあります。
自分の力をここで発揮しないと、努力が無駄になる瞬間が。

 

僕は失敗をする度に、自分の失敗の原因を努力量のせいにして来ました。

 

努力が足りないから、失敗をしたんだ。
気持ちが緩んでいるから、うまくいかなかったんだ。

 

うまくいかないことがあると、自分をもう一度徹底的に鍛え直しました。
追い込みをかけて、努力量でカバーするタイプでした。
自分の実力の30%くらいが出せれば相手に勝てる、そんな状態になればいいんだと
本気で思っていました。

 

本番に強くなれば勝てる。そう思っていました。
実際、ある程度のところまではそれで勝てました。

 

ステージが上がれば上がるほど必要な努力量が増えました。
自分の時間とエネルギーを最大限に鍛錬に注いで、なんとかギリギリで勝って。

 

繰り返していると、ある時限界がきました。
何かがおかしい、そう思う瞬間に出会いました。

本当に努力が足りないのか・・・?

 

「本番で勝つのって、
努力とかそういう問題じゃないんじゃないの・・・?」

  


 

本番になったら緊張して、実力が出せない。
自分のレベルの低さに嫌気がさすと同時に
根本的な何かが間違っているのではないかと言う疑問が生まれました。

 

 

僕はそれから、自分の思考を徹底的に見直しました。

 

僕の中で、ある結論に達しました。
それは、僕の中の勝利の方程式が根本的に間違っていることでした。

 

僕は自分に努力が足りないから結果が出ないものだと思っていました。
だから努力をして足りないものを補えば勝てると思っていました。

 

勝てない時は、努力が足りないから勝てないんだと思っていました。

 

でも冷静に周りの選手に話を聞いてみると、明らかに僕はたくさん練習をしていました。
限界まで自分を追い込む、と言う点では引けをとっているようには感じませんでした。


 

なのに実力には大きな差が開いていました。
むむ、なんだかおかしいぞ・・・

 

勝利の方程式がそもそもずれていた

 

僕の中の勝利の方程式は
【理想の自分】から【今の自分】を引いて
努力で埋め合わせること でした。

 

【今の自分】+【努力】=【理想の自分】


そんな方程式が成り立つと思っていました。

 

【理想の自分】になれれば
努力の日々も終わるんじゃないか、そう思っていました。

 

 

 

終わる気配がありませんでした。

 

 

 

これでは、キリがないことに気がつきました。
たまに勝てたとしても、次またコテンパンに負けるんです。
でも世の中には、勝ち続けてステージを上げ続ける人もいる。


この差って一体なんだろう。
僕は考え始めました。

 

そしてまた、あることに気がつきました。
【今の自分】=【勝てない自分】だと思い込んでいることに。

今の自分では勝てないと思い込んでいた

 

【勝てない自分】+【努力】=【勝てる自分】

 


僕の思考の根本は、こうなっていました。
この方程式には、大きく欠けているポイントがありました。

 

勝負って、競争です。相手がいます。
同じルールや決まりの中、相手と結果を競い合います。

 

と言うことは
同じパフォーマンスをしたとしても
相手次第で勝ったり負けたりするわけです。

 

【いいパフォーマンスできた=勝ち】
ではないわけです。当たり前かもしれませんが僕にとっては大きな気づきでした。

 


【いいパフォーマンスができて勝つ】パターンだけではなく
【いいパフォーマンスができたのに負ける】パターンも存在する。

 

「あれ?勝てる自分になるってそもそも無理じゃない?」
そう思うようになっていったのです。

 

【勝てない自分】という認識にも、疑問を持つようになりました。

 
「なんで勝てないのだろう?」から
「本当に勝てないのか?」に変わり
「今の状態で勝つ方法ってないのか?」と自分に問いただすようになりました。

 

 

僕は初めて、自分自身のパフォーマンスについて
想いを巡らせるようになったのです。

 

緊張とうまく付き合っていくと決めた


試合で緊張して、結果が出せない。
だから努力して緊張しないようにしよう。

 

ではなく

 

試合で緊張して、結果が出せない。
緊張しても結果が出せる方法はないだろうか?

 

と言う風に考えるようになりました。

 

緊張していても結果が出せれば
今の実力を存分に本番で発揮することができます。

 

本当の問題は緊張することではなく
実力が発揮できず結果が出せない事だったのです。

 

張しないようにすることを早々に諦めて
うまく緊張と付き合っていく方法を模索しました。

 

そうしていくうちにあることに気がつきました。
緊張している方が身体のパフォーマンスは高くなるのです。

 

緊張している時、人は興奮しています。
興奮していると制御が効きづらくなる反面、身体のパフォーマンスは飛躍的に向上します。

 

リミッターが外れているのです。
操作の難易度が上がる代わりに、自分のパフォーマンスが飛躍的に向上している。
一種のドーピングみたいなものです。

 

と言うことは、日常の練習の時のような操作感で自分の身体を動かすとうまくいかないわけです。思っているより力が出てしまうからです。

 

と、言うことは緊張をしている時ほど
自分の中の出力を下げればいいのです。 

 

全力でやる必要なんてなかった!

 

思いっきりプレーして100のパフォーマンスができるとします。
緊張している時にその人が100のパフォーマンスをしようとすると
200近いパフォーマンスが出てしまいます。

 

100のパフォーマンスができる人が200のパフォーマンスをしてしまうと
全く制御が効かず、ぎこちない動きになってしまいます。

 

ですので、緊張している時は40〜50のパフォーマンスをするくらいの気持ちで
ちょうどいいのです。
結果100のパフォーマンスができればいいわけですから。

 

この【ちょうどいい】という感覚がかなり肝になります。
頑張り屋さんほど、この【ちょうどいい】という感覚がありません。

 

努力に囚われている人は
努力感を重要視しすぎるからです。

 

本当に大切なのは努力感ではなく
自分の実力が発揮できているかどうかなのです。

 

「え・・・?こんなのでいいの・・・?」
その感覚になれないと、緊張しいの人が報われることはないでしょう。


 

僕の場合は、本番で30%以上の出力を出してしまうと
ぎこちない動きになってしまうので
本番の時に30%以上の出力を出さないようにしていました。

 

そうすると、面白いくらい結果が出るようになりました。
自分の努力感は必要ないことに気がつきました。

 

なれてくると、緊張する事が自分にとって悪いことだと全く思わなくなりました。
「緊張するから面白いんじゃないか!」とまで思うようになりました。

 

本当に大切なことは

 

【今の自分】に【足りないものを補う努力】を足すのではなく

今の自分】が【できることを追求すること】だと感じたのです。

 

本番に弱いからこそできることがある

  

理想を追うのではなく、今の自分を追求する。

緊張するならするで、いいこともあるのです。

 

本番に弱いからって、本番に強くなる必要はありません。

弱いまま、結果を出せるようになればいいのです。

自分に今あるものを、探してみるのです。

たとえ、それが自分の邪魔をしている
克服したいものだとしても、仕方がないのです。

それは、あなたの特性だから。

なかったことにはならないのです。

 

才能がないならないでいいんです。センスがなくてもいいんです。

才能がないなりの戦い方を。センスがないなりの戦い方を。

 

才能がないから勝てない。そんなの面白くないじゃないですか。

だからこそ、あなたがやる意味があるのです。

 

いかがだったでしょうか?

自分の戦い方を自分で探求していけば

きっと納得のいく結果が出ると思います。

 

緊張しいで、いいんですよ。

本番に弱くて、いいんですよ。

 

だからこそ、できることがある。

僕はそう信じています。

 

 

 

報われない頑張り屋さんを応援する
メンタルコーチ 倉田なおと

このブログを書いている人

倉田直人(くらたなおと)

報われない頑張り屋さんを応援するメンタルコーチ。


『他人と比較する生き方から、自分の世界観を突き進む生き方へ』をテーマに対話を提供する。元セミプロのアスリート。選手をやめてから、日払いで稼いだ10万円を握りしめ上京。コーチとして起業をし、東京での生活も3年目。
どうせやるなら、うまくいった方がええやんね。
詳しいプロフィールはこちら


次回のおはなし会は5月10日です。

次回のおはなし会は
『コーチングを応用したコミュニケーションで
人間関係を円滑にしよう』

というテーマで開催します。

 

僕はクライアントさんにコーチングを提供して生きていますが
それ以外の場所でもコーチングを応用させながら
人との人間関係を築いています。

 

僕は個人事業主なので、自分のコーチングを自分で営業します。
初めましての人に出会って、人間関係を築いて自分の価値を伝える。
コーチングで学んだことを使って、コミュニケーションをしています。

 

また妻や友人との関係も、コーチングを学んだことで
確かに形が変わってより深いものになっていった経験があります。

今回は僕がコーチングを通して学んだコミュニケーション術を
おはなし会で共有し、参加者がお互いにディスカッションしていくことで
次の日からの大事な人とのコミュニケーションに
役立てて欲しいなと思いました。

コーチングとは、自分自身との対話を促すものです。
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